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お金・制度

東京都フリースクール等利用者支援事業とは|月額最大2万円の助成をやさしく解説

最終更新:2026年09月08日 | 執筆:高尾フリースクール109(特定非営利活動法人 高尾こてんぐの会)
「フリースクールに通わせたいけれど、月謝が重い」——これは私たちが最も多く受けるご相談です。東京都には、フリースクール等の利用料を月額最大2万円まで助成する制度があります。制度名が長くて分かりにくいので、できるだけ噛み砕いて説明します。

どんな制度なのか

東京都は、不登校の小中学生がフリースクール等を利用する場合に、その費用の一部を保護者に支援する事業を実施しています。名称は年度によって「フリースクール等利用者等支援事業」などと表記されますが、保護者が都に申請し、利用料の一部(月額最大2万円)の支援を受けられるという点が中心です。

重要:この制度は年度ごとに募集期間・要件・申請方法が更新されます。金額や締切、対象施設の条件は必ず東京都の公式案内で最新のものをご確認ください。この記事は制度の全体像をつかむための解説です。

ざっくり言うと、こういう流れです

  1. フリースクール等を実際に利用する(利用実績がないと申請できません)
  2. 募集期間内に、保護者が東京都に申請する(学校やフリースクールが代わりに申請するものではありません)
  3. 在籍状況や利用実績がわかる書類を提出する(フリースクール側が発行に協力します)
  4. 審査ののち、助成が決定・支給される

つまずきやすい3つのポイント

① 募集期間を逃すと、その年度は使えない

この手の制度で一番多い失敗が、これです。年度の途中で「そんな制度があるなら申請したかった」と気づく方が毎年いらっしゃいます。フリースクールを検討し始めた時点で、募集スケジュールを確認しておくことを強くおすすめします。私たちも、ご相談いただいた方には募集開始時期をお伝えするようにしています。

② 「対象になる施設か」は事前に確認する

制度には、対象となる施設の要件が定められています。検討中のフリースクールが対象になるかどうかは、入会を決める前に、その団体に直接聞いてください。「都の助成の申請に必要な書類は出してもらえますか?」と一言尋ねるだけで十分です。答えられない団体は、そもそも制度に不慣れという判断材料にもなります。

③ 助成は「後から」が基本

月謝が最初から2万円引きになるわけではありません。いったん利用料を支払い、後から支援を受ける形が基本です。家計の資金繰りを考えるときは、この時間差を見込んでおいてください。

八王子市にお住まいの方へ

東京都の制度とは別に、区市町村が独自の助成を設けている場合があります(例:足立区などが独自の利用者支援助成金を実施しています)。八王子市の最新の支援内容については、市の教育相談窓口にお問い合わせいただくのが確実です。相談先は 八王子で「不登校かも」と思ったら、最初に相談する場所 にまとめました。

高尾フリースクール109の料金と、助成を使った場合の目安

  • 入会金兼年間教材費:10,000円
  • ベーシック(通い放題):月33,000円
  • ライト(週1回・曜日固定):月22,000円
  • 単発利用:5,500円

仮に月額2万円の助成が受けられた場合、ベーシックの実質負担は月13,000円ほどになる計算です。実際に対象になるかどうかは制度の要件次第ですので、書類のご相談も含めてお気軽にお問い合わせください。

お金の話は、遠慮せずに聞いてください

フリースクールに関する相談で、保護者の方が一番聞きづらそうにされるのがお金の話です。でも、費用が理由で子どもの選択肢が狭まるのは、いちばん避けたいことです。

私たちはNPO法人として運営しており、助成金の申請書類についても一緒に整理します。「うちの家計で通えるか」の段階から、遠慮なくご相談ください。

よくある質問

東京都のフリースクール助成はいくらもらえますか?

東京都のフリースクール等利用者支援事業では、フリースクール等の利用料に対して月額最大2万円の支援を受けられる仕組みが設けられています。金額・要件は年度ごとに更新されるため、申請前に東京都の公式案内で最新情報をご確認ください。

助成金の申請は誰がするのですか?

保護者が東京都に対して申請します。フリースクール側は、在籍や利用実績を証明する書類の発行などで協力します。高尾フリースクール109でも申請に必要な書類の準備をサポートしています。

月謝が最初から安くなるのですか?

いいえ。いったん利用料をお支払いいただき、後から助成を受ける形が基本です。家計の計画を立てる際は、この時間差を見込んでおくと安心です。

募集期間を過ぎてしまったらどうなりますか?

年度ごとの募集期間を過ぎると、その年度の申請はできないのが一般的です。フリースクールの検討を始めた段階で、募集スケジュールを確認しておくことをおすすめします。

高尾山のふもとで、見学・体験してみませんか?

半日(9:30〜12:00)の見学・体験は無料です。田んぼ、畑、川。まずは空気を吸いに来てください。保護者の方だけのご相談も歓迎です。

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